キャリア

30代からのキャリアプランとその立て方

こんにちは! 茨城ライフキャリア研究会です。

「すべての人が、自身に誇りを持てる人生を!」 ライフ+ キャリアの支援を行っています。カウンセリングやセミナーを通して、人々が幸せになるためにライフ(生活、心の健康)+ キャリア(生き方、仕事や活動)の支援を行なっています。

今回の記事は、佐藤が担当します。


ある程度の社会経験を積むと、

「このまま何も変えずにまっすぐ進んでいいのだろうか」

「一度立ち止まってこれからのことを考えたい」

と思う方もいると思います。

今回は、そういった思いが出てきた方に向けてキャリアプランの立て方について解説します。

目次

キャリアプランとは

まず、キャリアというと職歴など仕事のことをイメージされているかもしれません。

しかしキャリアとは、ワークキャリア(仕事)ライフキャリア(趣味や家庭生活、地域活動)を含めた「人生そのもの」なのです。

つまり、キャリアプランとは、人生で実現したい目標を達成するための具体的な行動計画のことです。

なぜキャリアプランが必要なのか

働き方改革・ジョブ型雇用へのシフト・コロナによるリモートワークなど、今は大きな変化が次々にやってきて先を見通すことがとても難しくなっています。

今までは、1つの会社のいろいろな部署で経験を積みながら定年まで勤めることが一般的でした。

でもこれからは、定年は70代後半~80歳になり、1つの会社で定年を迎えることが少なくなっていきます。

だからこそ、この変化をチャンスと捉え、どのような環境の変化があっても充実した人生を送り続けるためのキャリアプランが必要になるのです。

30代でキャリアプランが大切な理由

20代の頃、学校を卒業してから仕事を覚え、社会のマナーを学ぶために努力してきたことでしょう。

そして30代になり、「できること」も増えてきて、少し余裕をもって自分や周囲を見ることができるようになっているのではないでしょうか。

人生100年時代と言われています。

この先20年後、30年後も活躍し続けるためには、30代からキャリアプランを立てておくことがとても大切です。

40代になってからでも遅くはありませんが、プランを立てるうえでの選択肢が少なくなります。

また、体力や気力面でも陰りが見え始めます。

50代ではなおさらです。

いろいろなことにチャレンジし、計画したキャリアプランを修正できるという点でも30代がベストなのです。

キャリアプランの立て方

キャリアプランを立てるときには、例えば一つの企業に縛られず、転職や副業、起業なども視野に入れます。

次に、

  • 将来どのようなライフスタイルのもとで仕事したいのか
  • どのように人生を送りたいのか

など、自分の価値観に耳を傾けながら進めていきます。

その時に大切なのは、「自分の仕事や人生は、主役である自分が決めていく」という意識です。

では、キャリアプランを立てていくうえで有効な考え方を3つ紹介します。

パラレルキャリア

本業を持ちながら、第2のキャリアを築くスタイルです。

2つの肩書を持っているというイメージです。

2018年に厚労省が副業を推進するモデル就業規則を発表したのを契機に、多くの企業が副業解禁を行い、パラレルキャリアが注目されようになりました。

第2のキャリア活動は営利活動だけではありません。

ボランティアプロボノ(自分の専門知識を生かして行う社会貢献活動)などの無償で行う地域活動や社会貢献活動もパラレルキャリアに含まれます。

こういった活動に、積極的に参加してみてはいかがでしょう。

ライスワーク(ご飯を食べるための活動)とライフワーク(夢や自分の好きなことをするため活動)を考えるきっかけにもなります。

ハイフニスト

2つの肩書を「―(ハイフン)」でつなげた人のことで、専門的な仕事を複数持っている人のことです。

そして、複数の専門的な仕事はどちらも本業でプロフェッショナルというのが特徴です。

例えば、

  • 税理士ーフォトグラファー
  • 料理研究家ーヨガのインストラクター

といったイメージです。

2つの専門領域を持つことによって、互いに相乗効果を発揮したり、片方がうまくいかないときにもう一方が助けとなってバランスを取ることもできます。

スラッシャー

1つの分野だけでなく、複数のスキルや経歴を横断してキャリア形成をする働き方です。

また、本業に関連した領域の資格を持って働くスタイルとも言えます。

スラッシャーの由来は、職業の肩書に入る「/(スラッシュ)」です。

例えば、

  • 社労士/ファイナンシャルプランナー/キャリアコンサルタント
  • 映像クリエーター/ドローン操縦士
  • 料理研究家/テーブルコーディネーター/フォトグラファー

というイメージです。

多くの経験を積み複数のスキルを身に付けることは、先が見通せない時代を生き抜くための大きな強みとなります。

まとめ

今回は、なぜ30代からのキャリアプランが大切なのか、またその立て方についてお話ししました。

ぜひ今から、自分に合った方法でキャリアプランを立ててみてください。

1人でキャリアプランを立てるのが難しいと思われた方は、キャリアコンサルタントにお声掛けください。

あなたに最適なキャリアプランを一緒に考えていきます。

茨城ライフキャリア研究会では、お話を聴く専門家があなたのお話をお聴きします。

「なんか不安がある」
「人間関係で悩みがある」
「とにかく誰かに話を聞いてもらいたい」

そんな思いがありましたらぜひご相談ください。

キャリアコンサルタントの資格を持ったカウンセラーがあなたのお悩みを一緒に考え、解決に導きます。

>>>サポートメニューはこちら

>>>ご予約はこちら

【お知らせ】

茨城ライフキャリア研究会(ILC)では、各SNSでも発信しています!

リンクをまとめているので、ぜひご覧ください!

↑佐藤晃の個人HPはこちら!

▼カウンセラー・佐藤の記事はこちら▼

コメント

この記事へのトラックバックはありません。