こんにちは!
茨城ライフキャリア研究会です。
「すべての人が、自身に誇りを持てる人生を!」
ライフ+ キャリアの支援を行っています。カウンセリングやセミナーを通して、人々が幸せになるためにライフ(生活、心の健康)+ キャリア(生き方、仕事や活動)の支援を行なっています。
3週に渡り、「悩みがあるときにオススメしたい本または映画」をテーマに記事を書いていきます。
ぜひ皆さんの参考になれば幸いです。
今回の記事は、見田がお送りします。
突然ですが、皆さんはファミレスでメニューの料理をすぐに決められますか?
それとも迷いに迷って決められますか?
私は結構迷います。
「よし、今日はハンバーグを食べよう」と思っていても、メニューを見ると「パスタもいいな、和食も捨てがたい・・・」なんてことはしょっちゅうです。
「人生は選択の連続」とよく言われますが、ファミレスのメニューで料理を選ぶのもこの調子です。
人生の大事な選択の場面で「ああ、あの時、別のほうを選んでいたら・・・」なんてことを考え始めたら、もうきりがありませんね。。
選択の場面というのは大小限らず、誰でも毎日のように出てくるものです。
皆さんも、選択の場面で悩むことがきっとあると思います。
そんな、選択について悩んでいる方にオススメしたいのが、映画は「恋妻家 宮本」です。
映画の内容と共感
主人公は、結婚25年、子供が巣立って2人きりの生活を送る中年夫婦。 ある時夫は、妻が隠していた離婚届を見つけてしまい、戸惑いと混乱をコミカルに描いています。
宮本は、どこか冴えない教師です。それでもって不器用、頼りない。
さらに、 ファミレスが苦手です。なぜならメニューが多くて料理が選べないから!
私と一緒ですね。
この映画を最後まで見ると、「選択」が重なったことで今があると、じっくりと今までを振り返ることができます。
物語の中では、日常で思う些細なもどかしさを感じるのです。
優柔不断な宮本は、自分が選択したことに自信が持てずにいます。
そのせいで、人の気持ちが読めなかったり少しズレたことを言ってしまいます。
そういう場面では
「そこ、なんでわからないかなぁ~、宮本」
と思うのです。
この気持ちが日常の自分に妙に被ります。
また、なぜ妻は離婚届を本に挟めて隠していたのか・・・。
ぜひ本編を見ていただきたいのですが、べつに別れたいから離婚届を書くんじゃないのですよね。
この中年妻の微妙な気持ちも自分に妙に被るのです。
この映画は、強烈に感情を揺さぶるのではなくて、「こんな気持ちあるなぁ、」「この気持ちわかってほしい」という共感に揺さぶられます。
それが「選択」をする上で、誰もが感じられそうな共感できる気持ちが多くあります。
心に残るセリフ
頼りない教師宮本の発する
「正しさと正しさはぶつかるけれど、優しさと優しさはぶつからない」
というこのセリフが、胸を打ちます。
人として優しくなりたいと思わせてくれるのです。
人生様々な選択をしてきて、本当にどの選択が正しかったかなんてわかりません。
ですが、その時に考えて出した答えの上に今があります。
今、これで良かったと自然と自分を振り返ることが出来るのです。
少しオーバーかもしれませんが、まるでキャリアコンサルティングのような作品だと感じています。
選択に悩むことは誰もが経験することです。
コミカルな中に温かさのあるこの「恋妻家宮本」を見ると、何か気づきがあるかもしれません。
気が向きましたらどうぞご覧ください。
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