こんにちは！茨城ライフキャリア研究会の佐藤です。
大学で就活生の皆さんからよく受ける質問の一つが、就活のスタートに関するものです。
就活には、「自己分析」「業界研究」「企業研究」「履歴書」「エントリーシート」「筆記試験」「面接」について事前準備しておくことが大切だと言われています。
でも、これだけやるべきことがあるんで、何から手を付ければいいのかわからないという人が多いのです。
そこで、今回は就活の準備でまずやることについてお話しします。
▼履歴書・エントリーシートの書き方についてはこちら
目次
就活は「自己分析」「業界・企業研究」の２つから始める
上記にもあるように、就活には
- 自己分析
- 業界・企業研究
- 履歴書
- エントリーシート
- 筆記試験
- 面接
これだけの事前準備が必要です。
この中で、まずやることは「自己分析」と「業界・企業研究」です。
「自己分析」と「業界・企業研究」ができていれば、しっかりとした履歴書やエントリーシートが作成できます。
また、面接での受け答えにも困ることもありません。
次に、自己分析と業界・企業研究とは何か解説します。
自己分析とは
「自己分析」とは、過去の経験から自分の価値観や強みを知る作業です。
自己分析をするには、両親や親せきなどに自分がどういう性格や特徴がある人間か聞いて情報収集をする方法や、自分の過去の経験とそれに対する満足度をグラフにまとめるライフラインチャートを使う方法などがあります。
ここでは、傾聴スキルをベースにした方法をご紹介します。
自問自答を重ねる自己分析方法
「経験」に「なぜ」という質問を自分に3回以上して自問自答を重ねる方法があります。
例えば、
「個別塾のアルバイトを頑張った」という経験に対してなぜを重ねていきます。
—————————————-
「個別塾のアルバイトを頑張った」
1回目「なぜ頑張ったの？」
↓
「生徒が喜んでくれたから」
2回目「なぜ喜んでくれたの？」
↓
「自分の授業が分かりやすかったから」
3回目「なぜ分かりやすかったの？」
↓
「生徒の個人差に合わせて教え方を変えたから」
4回目「なぜ生徒によって教え方を変えたの？」
↓
「生徒のレベルや状況に応じた指導法で合格してほしかったから」
————————————-
このように「なぜ」をくり返すことで、経験から「工夫やアイデアを生みだす」といった価値観や「相手の立場に立ったアドバイスができる」という強み見えてきます。
ご自身の経験も深堀してみましょう。
業界・企業研究とは
「業界・企業研究」とは、自分の価値観に合いそう、または自分の強みが生かせそうな業界や企業を調べることです。
就活では、自分がどのような仕事をしたいのか、あるいはどのような企業で働きたいのかを絞っていく必要があります。
バイトをした経験がある人でも、業界や企業についてはCMやニュースなどからの漠然とした印象しかないのではないでしょうか。
業界や企業を知る手段は、就活サイト・新聞やニュース・書籍・企業のホームページ・会社説明会・インターンシップなど数多くあります。
ここでは、インターンシップ以外に自分の目で会社を確かめる方法を紹介します。
自分の目で確かめる業界・企業研究の方法
それは、工場見学や店舗訪問をすることです。
工場で製品や商品が製造されているところや、実際の店舗へ行ってお客様への対応を見ることで、働くイメージをつかむことができます。
金融機関の店舗では、口座開設をして行員の方の対応を実際に受けてみてもよいでしょう。
工場見学は、今までは消費者として何気なく見ていた製品や商品を企業側の視点から見る良い機会となります。
客としての店舗訪問は、店内の様子や雰囲気、実際の業務内容を確認することができます。
実際に行って確かめることは、ネットよりも会社についてよく知ることができる大きなチャンスです。
まとめ
就活に関する情報は、ネットや書籍で膨大な量の情報が流されています。
情報をうまく活用できればいいのですが、氾濫する情報に流されたり翻弄されてしまう危険性もあります。
そうならないためにも、しっかり自分に向き合い、自分の目で業界や企業を確認することが大切です。
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