こんにちは。茨城ライフキャリア研究会の見田です。
早くも1年の半分が過ぎ、7月に入りました。
皆さんは一年の前半をどのように過ごされましたか?
私はお正月に立てた目標はどこへやら、あっという間に時が過ぎ去っています。
同じような状況の方がいらっしゃいましたら、一緒に後半戦、立て直していきましょう!
さて、今日は「悩むこと」と「考えること」の違いを書いてみたいと思います。
日々の生活の中で、何かに悩むことは誰にでもありますよね。
例えば、
- 職場の人間関係で悩んでいる
- 仕事が、勉強が、上手くいかない
- ママ友とギクシャク
- 子供のこと親のことで悩みがつきない
- 容姿のこと、年齢のこと・・・
その人にとって悩みはそれぞれあると思いますが、悩み具合もそれぞれです。
いっとき悩んでも、何らかの方法で解消し、乗り越えていく方もいるでしょう。
一方で、ずっと頭の中で悩み事がグルグルしていて、ストレスを抱えている方もいるかと思います。
目次
「悩むこと」と「考えること」の違い
「悩むこと」と「考えること」の違いをイメージでご説明します。
悩みとは、「出口のない迷路をひたすら歩き回っている状態」です。
考えとは、「出口がある迷路をいろんな手段を使いながら出口に向かっている状態」です。
悩んでいる時は、早くここから解放されたい、ここから出たいと思っていても思考がグルグルしていて、 一向に出口が見つかりません。
これは、人間関係や自分の置かれている環境の悩みなどに多く、気持ちの奥で「相手(環境)が自分が望む姿に変わってほしい」といった悩みに起こりがちです。
また、悩みによっては、自分からもともと出口がない迷路に飛び込んでいる可能性もあります。
これは、例えば、「自分がもっと背が高かったらよかったのに」と言った先天性の変えることのできない悩みに起こりがちです。
では、出口のない迷路から脱出するにはどうしたらいいのでしょうか?
それは、「出口のない迷路」から「出口のある迷路」に思考を移動させることが必要です。
では、「出口のある迷路」に思考を移動させるには、どうしたらいいのでしょう?
それは、「悩むこと」と「考えること」は、まったく違うということを認識しましょう。
そのためにはまず、
無意識にズルズル悩まず、「今、私は悩んでいる」を気持ちを明らかにします。
そして、「悩んでいても出口はないから、考えることにしよう」とスイッチを切り替えるのです。
ここまできたら、しめたものです。
あとは、出口(解決できそうなこと)までどう歩くかを考えていけばいいのです。
出口を探す方法
1.紙に書き出して今の自分の状況、気持ちを見える化する
頭の中の思考は、浮かんで消え、浮かんでは消えを繰り返しているとエネルギーも消耗しますしストレスも大きくなります。ますます出口が見えません。
そんな時は、紙に書き出して「見える化」してみましょう。
自分の今の状況、今の気持ちをとにかく書き出します。
誰も見ることはありませんから、自由に何とでも書き出してください。
すると、
- 悩んでいた本質が見えてくる
- 隠れていた自分の気持ちに気がつく
ようになります。
そうなると、変わらないことに不満を募らせるのではなく変われることにフォーカスする、いわゆる相手や環境ではなく、自分がどうしたらいいのかに気づくことができれば出口は見えてきます。
出口までにはいくつかの障害があるかもしれませんが、悩み続けている状態から考えて行動する状態に移ったことは大きな変化です。
2.人と話して客観的に自分を把握する
書き出してみたけれど、この方法がしっくりこないという場合は、人に話を聞いてもらうことも効果的です。
悩みからくる不満、不安、悲しみなど素直に話せる友人や家族があればそれでもいいでしょう。
言葉に出すことによって気持ちを整理することができることもあります。
また、わかってもらえたという気持ちの安堵感も得られることでしょう。
しかし、悩みの事柄によっては、近しい人よりも、信頼できる経験者やカウンセラーと話すのも効果的です。
あなたの考えや気持ちを受け止めながら、事柄を客観的に捉え、一緒にゴールを目指してくれるのもいいですね。
まとめ
深い悩みは解決できたと思っても、またぶり返してくることがよくあります。
「悩み」を「考える」に変換させて、少しでも心軽く明るい日々をお過ごしいただければと思います。
茨城ライフキャリア研究会では、お話を聴く専門家があなたのお話をお聴きします。
「なんか不安がある」
「人間関係で悩みがある」
「とにかく誰かに話を聞いてもらいたい」
そんな思いがありましたらぜひご相談ください。
キャリアコンサルタントの資格を持ったカウンセラーがあなたのお悩みを一緒に考え、解決に導きます。
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